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河野 康則; 千葉 真一; 井上 昭*
Proceedings of 30th EPS Conference on Controlled Fusion and Plasma Physics (CD-ROM), 4 Pages, 2003/00
JT-60Uにおける電子密度計測のための赤外炭酸ガスレーザ干渉計/偏光計において、化学的気相成長法(CVD)で製作したダイヤモンド板を真空窓として適用することに成功した。従来使用していたジンクセレン窓と比較して、ダイヤモンド窓では、窓部で発生するファラデー回転成分を無視できるほどまで低減できた。結果として、赤外炭酸ガスレーザ偏光計の計測精度の著しい改善を得た。
山内 俊彦
環境科学会誌, 14(6), p.567 - 575, 2001/12
ダイオキシンの赤外レーザーによる分解には、熱分解及び多光子解離がある。熱分解及び多光子解離では、入射波長の選択、つまり吸収係数の大きい波長にレーザーを合わせることが重要である。低パワー赤外レーザー光による分解では、ダイオキシンの直接吸収による熱分解が重要な役割を果たし、そのほかに大気中の水分子によるレーザー吸収と、それに伴う分解アシストのモデルを考案した。
河野 康則; 千葉 真一; 井上 昭*
Review of Scientific Instruments, 72(1), p.1068 - 1072, 2001/01
被引用回数:35 パーセンタイル:82.19(Instruments & Instrumentation)トーラスプラズマにおける接線ファラデー回転偏光測定に基づく電子密度計測法は、その高い信頼性から長時間運転を行うITERなど将来の核融合装置に適していると考えられている。そこで、JT-60Uでは炭酸ガスレーザを光源とする偏光計の開発を行い、平成9年には本計測法の原理実証に成功している。その後、信号較正精度の向上、真空入射窓でのファラデー回転成分除去のための2波長化、などをすすめてきた。また、長時間連続運転における安定性の実証試験を行い、これまでのところ7時間までの運転データを取得している。講演では、このような最近の進展について報告する。
山内 俊彦; 菊澤 信宏; 峰原 英介; 永井 良治; 西森 信行; 沢村 勝; 羽島 良一; 静間 俊行; 早川 岳人
Japanese Journal of Applied Physics, Part 1, 39(10), p.5912 - 5913, 2000/10
被引用回数:1 パーセンタイル:6.9(Physics, Applied)自由電子レーザーの波長22mをCdTeの結晶に入射させて、2次高調波(SHG)を発生するのに成功した。CdTe結晶は複屈折結晶でないため位相整合条件K0であるが、コヒーレント長lc~0.1mm以上と大きいうえに、非線形定数はII-VI族結晶として大きい値を持つ。実験からSHGの変換効率~310/MW・cmを得た。
山内 俊彦; 峰原 英介; 菊澤 信宏; 早川 岳人; 沢村 勝; 永井 良治; 西森 信行; 羽島 良一; 静間 俊行; 亀井 康孝*; et al.
環境科学会誌, 13(3), p.383 - 390, 2000/09
8塩化ダイオキシンであるOCDD及びOCDFの混合20ngにCOレーザー及び自由電子レーザーを照射し、ダイオキシンの分解実験を行った。入射波長22mと25mでは照射による変化は見られなかったが、COレーザーの照射では危険なダイオキシンはなくなり、分解に成功した。8塩化ダイオキシン試料は、4-7塩化ダイオキシン類似外に分解したことがわかった。
佐藤 宗一; 渡辺 恒介*; 黒沢 明; 久野 祐輔; 横山 友*
PNC TY8605 95-001, 37 Pages, 1995/06
含酸素置換基を有するカルボン酸のウラニル錯体及び無機のウラニル錯体(以下ウラニル錯体)の粉末に、これらのウラニル錯体により吸収される波長の可視レーザー光と、ウランの着目する同位体に選択的に吸収される赤外レーザー光とを同時に照射し、同位体に対して選択的な蛍光の発生、あるいは選択的な光化学反応を行わせる目的で試験を実施した。このうち蛍光の測定(同位体分析への適用)については、ウラニルの無機錯体(硝酸塩)を調製し使用した。はじめに、予備試験として、低温状態での赤外吸収スペクトルを観察したが、対象としたピークが同位体シフトの波数と比較してブロードであったため、完全な同位体毎の吸収ピークの分離はできなかった。したがって、蛍光測定においては、100%の弁別が求められているため、原理的に不可能であることが分かった。一方、有機化合物を用いた光還元試験(同位体分離への適用)では、3種類のウラニル錯体(ヒドロキシ酢酸ウラニル、エトキシ酢酸ウラニル及びフェノキシ酢酸ウラニル)を合成し、それぞれの赤外及び可視吸収波長の測定を行った。赤外光の吸収ピークは無機錯体の場合と同様にブロードではあったが、蛍光分析とは異なり100%の吸収ピークの分離は必要としていないため継続して試験を実施した。次に、その内のエトキシ酢酸ウラニル錯体に注目して赤外レーザー光(CO2 レーザー)と可視レーザー光(YAG励起-色素レーザー(OPO))により極低温下で同時照射を行いウラニル試料の光還元を行った。ウラニル錯体の光還元後、還元反応生成物および未反応成分を分離し、ウランの同位体比の測定を行った結果、未還元物と還元物のウランの同位体比には有意な差が生じることが分かった。
福田 武司
プラズマ・核融合学会誌, 71(2), p.127 - 131, 1995/02
ミリ波・サブミリ波測定技術は、核融合研究の初期の段階からプラズマの診断に幅広く応用されており、大型装置への適用を経て著しい進展を遂げた。特に干渉及び放射計測装置は、実験運転と閉じ込め特性評価のための基本計測であると位置付けられている。また、光励起型遠赤外レーザー干渉計を用いた電子密度の実時間フィードバック制御の技術も確立されており、放射計測から得られる較正された電子温度分布と併せてトカマクの輸送研究と高性能化に重要な役割を果たして来た。しかしながら、ITERなどの次期装置を対象にした場合、密度測定の精度を著しく劣化させる機械振動の補正及び温度測定を困難にする高速電子の寄与評価等に係わる新たな研究開発の必要性が近年の大型装置における実験結果に基づいて指摘されている。本講座では、大型装置における実績及び次期装置を睨んだ課題に対する最近の実験研究について概説する。
板垣 時良; 的場 徹; 船橋 昭昌; 鈴木 康夫
JAERI-M 7295, 39 Pages, 1977/09
1981年に完成予定の臨界プラズマ試験装置(JT-60)の基本プラズマパラメータであるイオン温度測定用遠赤外散乱測定法について考察した。現在までの提案報告によると遠赤外散乱測定を行なうのに必要とする高出力遠赤外レーザの出力パワーはほぼ数MWと見込んでいる。2,3年後には目標の数MWクラスの高出力遠赤外パルスレーザが実現するものと予想され、イオン温度の局所値を捌定できる有力な方法として非常に重要でありJT-60でも遠赤外散乱測定を計画している。JT-60の遠赤外散乱測定において雑音レベルを決めるのは、469m-CHFレーザのときシンクロトロン輻射がショットキダイオードの推音レベルと同程度になり、また385m-DOレーザのときショットキダイオードのNEPで決まる。このときS=1に対応する遠赤外レーザの出力パワーはCHFレーザで4MWになる。一方Dレーザはヘテロダイン検波器の改良により0.4MW程度まで低くすることができる。
山川 考一
no journal, ,
近年運動不足による肥満やストレスの蓄積などが原因で糖尿病人口がますます増加している。患者は日に複数回の血糖値測定が必要であり、痛みを伴う既存の採血型血糖測定器に代わり、非侵襲の血糖測定器の実現が長年望まれている。本研究開発では、先端固体レーザーと光パラメトリック発振技術の融合による高輝度中赤外レーザー光源を利用して、痛みを伴わない一般家庭に普及できる小型の非侵襲血糖測定器の実現を目指す。これにより、採血型血糖測定器に代わり、糖尿病患者が痛みを伴わず日常の血糖値を管理することができ、さらに健常者の予防、健康管理による糖尿病人口の増加を抑制することが期待できる。